40代50代と歳を重ねてくると、会社では後輩や上司だけでなく部下という人間関係が出来てきますよね。
いい上司になるために、緊張してしまったり悩んだりしてしまうこともあると思います。
そんな時には、部下に慕われる余裕を持つためにも、ぜひ睡眠を見直してみましょう。
意外といいヒントが隠れているかもしれませんよ。
◎睡眠から人間関係を考えてみる
そもそも余裕のある雰囲気とはなんだろう、と考えることはありませんか?
ここでの部下に慕われる余裕とは金銭面や生活水準などのような余裕ではなく、落ち着いて仕事をこなす姿を言います。
絶えず落ち着きを持つ、ということは長く会社に勤めていると難しいかもしれませんが、イライラしていない上司は部下に慕われることが多いです。
でも仕事でいつもプレッシャーを感じているのであれば特に、絶対にイライラしない、なんてことは無理だな、と感じてしまう人もいるはず。
実はその問題、睡眠が解決してくれるかもしれません。
睡眠時間は、脳の休息でありリラックスできる時間です。
一晩しっかり睡眠をとっていると、脳をしっかりリラックスさせることができるため、次の日も冷静な判断ができるようになります。
しかし十分な睡眠がとれていない時や、睡眠の質が悪い時の脳は常に緊張しているので疲労がとれません。
そのため、前日の身体的な疲れが残るだけでなく、嫌な気分やイライラを引きずったり、何気ない言葉に敏感に反応してしまったりします。
これが続いてしまうと人間関係が悪化、仕事で失敗をしてしまうなど、トラブルにつながりかねません。
今会社で部下ができた人は、「部下に何をしてもらうか」「どのように指導するか」を考えるよりもまず先に、自分を省みる。
そのために睡眠時間を見直してみると、自然と部下に慕われる上司になれるはずです。
◎首や肩こりは年齢ではなく枕のせい?
年の離れた若い年齢の部下と一緒に仕事をしていると、「自分もあの年齢のころは・・・」と思うことはありませんか?
若いときよりも肩こり腰痛の痛みが酷くなったなど、年齢を重ねるにつれて身体に関するお悩みは増えてきます。
例えば常に肩を押さえながらしかめっ面をしている上司に余裕は感じられませんよね。
かといって痛みを我慢していいわけではありません。痛みの改善を図っていきましょう。
肩こりや腰痛の原因は様々ですが、もしかすると今使っている枕が合っていない可能性があります。
枕は日中頭を支え続けている首を、睡眠中にリラックスさせるための重要アイテム。
羽毛や低反発枕など柔らかさだけを求めていると支える力がなく、硬い枕を選んでしまうと今度は頭の位置が固定されてしまいます。
ではどのような枕が良いのか?それはズバリ、寝返りがうちやすい枕です。
実は寝返りをスムーズに打てるか打てないかで、寝具の質は決まってきます。
なぜなら寝返りを打たないということは長時間同じ姿勢でいるということなので、肩や首のコリ、深刻化すると腰痛などを招いてしまうからです。
起きた時の身体の痛みは、寝具が合っていない証拠。
年齢だと諦める前に枕の見直しをしてみてください。