何回かに分けている【おすすめ快眠テクニック】。今回は4回目です。
(前回3回目はコチラ)
⑦寝る3時間前は飲食厳禁?
寝る直前の食事はダイエットの大敵。
胃腸への負担も大きいので、できるだけ避けたいものですね。
しかし、お腹がいっぱいになると眠くなるというのも事実です。
食事をすると炭水化物や糖分がブドウ糖になり、血液から脳に届きます。
ブドウ糖に刺激された脳は「レプチン」や「コレシストキニン」を放出し、
それによって神経を刺激されるので、満腹感が得られ、
ゆったりとした気持ちが副交感神経を優位にして眠くなるということなのです。
ただし、そのまま眠りについても、質のいい睡眠をとることはできません。
食べ物が入ってきた消化器官は活動し続けているので、
眠りが浅くなり、脳を休めるための深い眠りをとることができないからです。
ぐっすり眠るためには、寝る3〜4時間前には夕食を済ませること。
こってりと重いものは避け、腹八分目にしておくといいですよ。
とはいえ、どうしてもお腹が空いて我慢できないときもありますよね。
たとえばクラッカーを1〜2枚、温かいミルク程度で抑えておきましょう。
また、カフェインの多いコーヒー、紅茶、緑茶などの飲み物や、
タバコやお酒なども神経を興奮させてしまうので、寝つきが悪くなったり、
眠りの質を低下させてしまうので、避けておくほうがいいですね。
⑧夕食〜寝る前に食べるものにも気をつけて
唐揚げやカツのような高カロリーで消化の悪いものを食べると、
消化器官は寝る時間になっても、まだ活動し続けなければなりません。
だから、夕食にはこってりしたものは避けたほうがいいのです。
またよりよい眠りのためには、肉、卵の白身、牛乳、蜂蜜などを
副食として食べるのもおすすめです。
これらの食品には「トリプトファン」が豊富に含まれています。
トリプトファンは、身体に入るとセロトニンとメラトニンに変わるのですが、
これらは精神を鎮め、睡眠効果をもたらすホルモンなんですね。
炭水化物は体内でブドウ糖となり、トリプトファンを脳に送り込んでくれます。
つまり、トリプトファンを多く含む食品と炭水化物をバランスよくとれば、
安らかで心地よい眠りにつけるというわけですね。
他にも、レタス、玉ねぎ、納豆なども、眠りを誘う食品としておすすめです。
(次のテクニックを紹介する記事はコチラ)